創新ゼミナールでは、海外研修旅行を行っています。

早朝の中部国際空港に集合して、飛行機のチェックインを終え、搭乗ゲートへ向かいます。

まずは、乗り継ぎ地の台北へ。

まだまだ機内では余裕の表情です。

客室乗務員による、機内食の希望の問いかけにも、なんとか返答。

決して美味しいとは言えない機内食も、良い思い出ですね。

台北で、飛行機を乗り換え、大きな遅れもなく、無事にタイのバンコクに到着します。

空港からは、タクシーに乗って、バンコク市内のホテルへ向かいます。

ホテルのチェックインも自分たちで行います。

ホテルのスタッフに出された、宿帳みたいなものも、すべて英語で自分たちで記入します。

名前だけでなく、住所も英文での記入になります。

部屋に入り、少し休憩をして、ホテルの周囲を、ちょっと散策。

まずは両替所に行き、日本円を現地通貨に両替をします。

レートも自分で確認をして、1,000円札を何枚か差し出すと、現地通貨が手渡されます。

街の至るところに両替所があるので、少額ずつ両替をします。

スーパーマーケットや、コンビニでで水を買ったり、お菓子を買ったりします。

東南アジアは屋台文化。

屋台では、ありとあらゆるものが売られています。

目の前で、オレンジを絞ってジュースにしてくれる屋台や、ココナッツジュースを売っている屋台に目が留まり、思わず買ってしまいます。

道路いっぱいに出る屋台は、治安維持にも一役かっています。

この屋台群のおかげで、夜でも明るく治安が保たれています。

女性の一人歩きも、特に心配は要りません。

それでも、今日はフライトで疲れているので、早めにホテルに戻り、休むことにします。

早朝6時に起きて、ホテルの朝食を食べます。

そして、集合場所まで出向き、バスに乗って、世界遺産のアユタヤへ。

日本語を話すタイ人ガイドとバスに乗って、バンコクから1時間ほど走ると、世界遺産のアユタヤに到着です。

1300年代から1700年代まで存在した、アユタヤ王朝の遺跡です。

歴史的な建造物が多いので、地元のタイの子どもたちも、社会見学で大勢やって来ます。

寝転がった仏像、いわゆる「リクライニング ブッダ」があるのも、このアユタヤです。

幸い、天気は曇りなので、それほど暑くはありません。

アユタヤのハイライトは、なんと言っても象乗り体験。

象の背中に置かれた椅子に座るものの、けっこう安定感がなく、揺れるます。

そして、思いの外、高さがあるので、ちょっと怖いです。

それでも、象使いの指示を守り、象はゆっくり街を歩いてくれるので、楽しいひとときを過ごせます。

象専用の道路なんかはないので、普通の道路を、象はのっしのっしと歩いて行きます。

象を降りる時に、チップを渡します。

これは、象のエサ代などに使われます。

アユタヤ遺跡を歩いて疲れたら、バンコクに戻り、フットマッサージに行きましょう。

最初の30分は、足裏の角質取り。

やすりでゴシゴシと、足の裏を削ります。

そして、その後、足裏マッサージを60分。

細い棒で、グリグリする痛いマッサージとは違い、かなり気持ち良いので、多くの人は、マッサージ中に眠ってしまいます。

あまりにも気持ち良いのと、日本では考えられないほど安いので、滞在中は、毎日通ってしまうことになりました。

バンコク市内には、多くのマッサージ屋があり、腕も料金も多種多様です。

南国はフルーツが美味しいですね。

季節によって、旬のフルーツは違うけど、今回はマンゴーを堪能します。

マンゴー専門店の、「マンゴタンゴ」へ突撃。

この店は、ガイドブックにも載っているけど、すぐに移転してしまうので、あまり観光客はみかけませんでした。

店内は、地元のタイ人が圧倒的に多かったです。

あまりにも美味しかったので、翌日も、食べに行き、そして、お土産用の、マンゴーのドライフルーツも購入しました。

タイで食べた料理の中では、トムヤンクンよりも、このマンゴーが一番美味しかったようです。

仏教国タイでは、マクドナルドのドナルド人形も、合掌をしています。

タイの首都・バンコクは、高層ビルが建ち並び、マクドナルドやケンタッキーなどの外資の飲食店も、多数存在します。

もちろん、日本料理屋もたくさんあるので、パクチーなどの現地の料理が苦手な人でも、滞在は苦になりません。

また、観光立国でもあるので、世界各国のレストランがあり、ドイツ料理、メキシコ料理、フランス料理なども、安く味わうことが出来ます。

日本からは、飲食店だけでなく、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニも進出しています。

コンビニで弁当を買って、チンしてもらって、ホテルの部屋で食べることも可能です。

今日は、タイからベトナムへ移動します。

早朝、ホテルをチェックアウトして、タクシーで空港へ向かいます。

バンコクの市場で買った帽子をかぶり、そしてベトナムの民族衣装である、アオザイを着て、飛行機に搭乗します。

定刻前にベトナム・ホーチミンに到着。

入国審査では、何も聞かれることなく、すんなり入国完了。

空港を出ると、タイと同じ、ムッとした熱気が襲ってきます。

ここベトナムも、南国なんですね。

さて、これから市内へ移動します。

ベトナムのホーチミンシティの空港からは、エアポートバスで市内中心部へ。

タクシーで移動すれば楽チンなのですが、何事も経験です。

ホテルの近くまで行ってくれる、49番のバスを探します。

10分ほどすると、49番のバスがやって来たので、チケットブースで料金を払い、バスに乗り込みます。

ホーチミンシティの市内は、バイクの数が多く、大渋滞です。

その中、40分ぐらい走って、市内の中心部までやって来ます。

まだ、朝の早い時間ですが、ホテルにチェックイン出来ました。

まずは、部屋に入り、ちょっと休憩をします。

ベトナムは短い滞在なので、駆け足で街を散策します。

軽く、昼ご飯を食べて、市場へ向かいます。

フランスの植民地だった名残で、市場へ行く途中、ヨーロッパ調の建造物が、けっこう多く見られます。

市場で買い物をしていたら、突然のスコール。

屋根を叩く雨音が、徐々に激しくなります。

タクシーを拾って、ホテルまで戻ります。

そして、雨がやむまで、部屋で休憩です。

陽が暮れた頃、雨もやみました。

まずは、晩ご飯を食べに出かけます。

スコール後なので、湿気が高く、蒸し蒸しします。

食事を終え、街をぶらぶら歩きます。

バインミーという、フランスパンで作ったサンドイッチを屋台で購入。

ベトナムというと、フォーが有名ですが、フランスパンとコーヒーも、なかなか美味しいです。

そのフランスパンを使って作るサンドイッチ・バインミーも、かなり美味しいです。

お土産を買ったりして、ホテルに戻ります。

明日は、いよいよ帰国です。

まだフォーを食べていなかったので、翌朝の朝食で、フォーを食べます。

もちろんフランスパンもあります。

食事を終え、ホテルをチェックアウトします。

タクシーで一路、空港へ。

相変わらず、道路はバイクだらけです。

ホテルから30分ほどで空港に到着です。

すぐにチェックインを済ませます。

名古屋までの搭乗券をもらい、あとは飛行機が無事に飛んでくれるのを祈るだけですね。

ホーチミンシティ・タンソンニャット国際空港の前で最後の1枚。

食事の注文、ホテルのチェックインなど、すべて自分でやらなければならない旅行、それが海外研修です。

修学旅行や家族旅行と違って、生徒の負担は、相当なものだったと思います。

それでも、過去、参加した生徒は、みんな口を揃えて、

「また行きたい!」

と言います。

どうか、この経験が、今後の生活に生かされますように!

海外研修を行っているのは、創新ゼミナールだけです。